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B.N.F(ジェイコム男) vs CIS対談 取材日2007年7月31日
わずか7年で160万円→175億円にした最強の投資家ジェイコム男 vs 直近の資産増加率はジェイコム男以上、資産50億円cis
資産合計225億円対談がついに実現
BNFさんは以前から、「株をやるのはつらい」っておっしゃっていますが、もう十分稼がれたので「南の島でのんびり暮らそう」とかは考えませんか?
【BNF】今、この年齢で株取引をやめて、悠々自適に生活しても楽しく感じないと思うんですよね。やってもつらいし辞めてもつらいんだったら、やったほうがいいと思ってやってるだけです。それに「いくら儲かったら辞めよう」とかいうのを目標にしてたら、175 億円もいってないと思うんですよ。
【cis】うん、俺もそういう目標だったら 5 億円くらいで止めてたと思うな。でも、俺は目標があって、70 歳までデイトレで稼ぐ。それくらいまで手は動くでしょ。遊ぶのはそれからでいいや。資金は 1 兆円まで作りたい!
【BNF】い、1 兆円!?それって“目標”っていうのかなぁ?
【cis】まぁ実際は、もう 05 年のような相場もそうそうないと思うし、BNF の現在の資産を超えるのも大変そうだけど。BNF が年間トータルでマイナスになることってあり得るのかな?そうなったら株を辞めちゃいそうだけど。
【BNF】まだ致命的な損失を食らったことがないからわからないけど、例えばいま百何十億円持ち越してて全銘柄ストップ安になったら、すぐにでも辞めるかな。何があるかわからないから、あり得ない話じゃないとは思うけど。でも、そんな心配してる暇があるんだったら、明日の相場をどうするかを考える。
【cis】そりゃそうだ。
お二人とも完璧なトレード手法をお持ちなので、このまま続けていけばいくらでも増やせる感じじゃないですか?
【cis】俺の手法は時価総額上位の中の、特に値動きの強い 1 銘柄に粘着して上値を取っていくやり方です。一応、その銘柄の 1 日の売買代金の総額が理論上の限界点になるんですけど、今のところは 200 億円くらい回転させてもまだまだ余裕です。
【BNF】僕はそろそろ限界を感じています。資金が大きくなりすぎて、短期で回すのが難しくなってきた。ここから先は、長期投資も学んでいかなきゃいけないのかなって思っています。
【cis】いや長期はムズイって、俺たちには無理じゃないの?
あれ? cis さんは長期投資もされてますよね。
【cis】ええ、とあるコンドームの会社を(笑)。割安でいいかと思ったんですけど大損してます。そもそも何で買ったかというと、現金が証券口座にあると全部デイトレに使っちゃうんですけど、ザラバ倒産があると困るんで、1 億円くらいは潰れそうにない会社の現物株にしておこうかと思って。
【BNF】そういうお金は株以外の安全な商品のほうがいいんじゃない?
【cis】銀行にも預けてるよ。それで、BNF は長期投資するの?
【BNF】うーん、資金的にキツイんだよね。そろそろ限界。僕らが短期投資やってた間も、任天堂みたいな会社を見つけて、ずっと持ってれば儲かったわけだよね。まぁ、そういう会社を見つけるのが一番難しいわけだけど。
【cis】長期ならエマージング国の債券が、年 16 % だってさ。
【BNF】それって、為替も結構動くじゃない。手数料も高いし。
【cis】そうだね。為替と運用のリスクをとって、手数料と税金を払って年 10 ~ 12 % なら、自分で運用したほうがいいもんね。
仮想通貨からSuicaにチャージするサービスが始まる
今年6月から仮想通貨交換業者ディーカレットが、Suicaなど電子マネーへの仮想通貨チャージサービスを検討していると、テレビ朝日の報道を元に国内仮想通貨系情報サイトCoinpostが伝えました。
ディーカレットは、IIJが35%出資する仮想通貨交換業者で、金融庁認可新規登録第一号。IIJのほか、JR東日本、ビックカメラ、ケイ・オプティコム、三井住友銀行、電通、大和証券などが出資しています。
さらに別記事でCoinpostが報じたところでは、ディーカレットが開催した事業説明会にて、ディーカレット時田社長は「検討こそしていますが、現時点で具体的な計画はない」とする一方で、JR東日本の野口忍常務執行役員は「デジタル通貨には、大きな可能性がある。まずは『デジタル通貨からSuicaへのチャージ』を最初のユースケースとして、一緒に検討させていただければ」と話したとのこと。検討がされているのは事実のようです。
デジタル通貨は仮想通貨のことを指すものと思われます。国際的動向を踏まえ仮想通貨の正式名称を暗号資産へと変更する金融商品取引法や資金決済法の改正案が閣議決定されています。
当初は、BTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)、XRP(リップル)と、4通貨の現物取引から開始する。通貨ペアは日本円とBTC、BCH、LTC、XRPの4種類に加えて、BTCとBCH、LTC、XRPの3種類、合計7種類を取り扱う。また、6~7月に予定しているシステムのバージョンアップにより、ETH(イーサリアム)が加わるほか、証拠金取引のサービスも開始します。
キャッシュレス決済が拡大する中、Suicaとの連携が具体的計画に移されるのか、連携を通じて仮想通貨もとい暗号資産が普及フェーズへと移行できるのか、注目が集まります。